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ラブカルチャースクール 2
第11章 M Lesson 4回目
「本当に…そんな理由なんですか?」

ホズミは顎を少し上げて、フッと意味深に微笑み…

「まぁ…いわゆる『絶対的存在』かしらね?」

「絶対的…存在…」

手を伸ばし、カップを取りハーブティーを一口啜り…

「そ…身近に感じさせない…カリスマ的な存在…」

『カリスマ的存在』

あぁ…私も四人が殿上人に感じたのは…
四人にカリスマ性を感じたからか…。

でも…ホズミの綺麗な横顔は…
ちょっと寂しそうに見えてしまった。

「寂しく…ないんですかね…ラブカルの講師の方々は…恋人も作れず…」

恋愛も…出来ず…。

「チワワちゃん…」

ホズミが目を細め切なそうな表情で、私を見る…。

ヤバイ!!
カリスマ講師に、こんな感傷的な事を聞いてしまった!

「す、すみません!変な質問しちゃいました!」

両手をブンブン左右に振って、慌てて謝ると…

長い腕がスルッと私の身体に絡み付き…
スレンダーな身体に、スッポリと包まれた。


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