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ラブカルチャースクール 2
第11章 M Lesson 4回目
「はい…」

ヤナセに言われると、もう何も言えません…。

ソファーまでの距離は1分も掛からないのに…
やたら長く感じてしまった。

ポフンッ…

そっとソファーの上に載せてくれ、座り直そうとする私を片膝を床に付け、下から覗き込み

「目眩とかは…ありませんか?」

ヘーゼルの瞳を揺らしたがら、加減を聞いてくる。

あうっ!
正にヤナセ王子様みたいだ!
眩しいぃぃぃ!!

思わず目を瞑ると

「やはり…目眩がしますか?レッスン内容は確認すると無茶はされてない様子なんですが…」

はい…無茶と言うより…無理でした…。

「大丈夫です…しばらくしたら落ち着くかと思います…ホズミのテクニックが…凄かったんで…」

「あらぁ〜!チワワちゃん嬉しいぃ〜!私また張り切っちゃうわぁ〜!」

ポッフン!

ティーポットを持ったホズミが、長い脚を組みながら隣に座ってニッコリと微笑んだ。


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