この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第3章 マスターコース
「コウセイさん…」
「はぁ〜い!宜しくね!」
ケーキナイフの柄をこっちに向けて、差し出し
「大きく切ってね!」
ウィンクした。
「ふふ…はい、コウセイさんのは大きめに切るね!」
「有難う〜!」
そして再度、温かい紅茶が注がれた。
ケーキを一口食べると
「旨〜い!」
私より先に、コウセイが感激している。
「うん…美味しい…」
いつ食べても、このケーキは凄い美味しい。
「さくらんぼのケーキさぁ…前に余ったのくれたでしょ〜」
大きめに切ったピースをもう半分にして、コウセイは以前の話を思い出す。
「うん…」
「ナツが、号泣しながら食べてたんだよ〜!琴ちゃんから貰えた〜って!」
「はは…ナツったら…」
あれは確か…
『独占コース』初日…
セイジがお祝いと言って、今日みたいにホールで用意してくれて…。
「あれは…セイジが買ってきて…くれたんだよ…」
セイジの名前を口にすると…キュッと胸が締め付けられた。
上に載ってるさくらんぼを手に取って…
クチュ…口の中で…転がす。
さくらんぼを咥えながら…
いっぱい…
キスしたな…。
「はぁ〜い!宜しくね!」
ケーキナイフの柄をこっちに向けて、差し出し
「大きく切ってね!」
ウィンクした。
「ふふ…はい、コウセイさんのは大きめに切るね!」
「有難う〜!」
そして再度、温かい紅茶が注がれた。
ケーキを一口食べると
「旨〜い!」
私より先に、コウセイが感激している。
「うん…美味しい…」
いつ食べても、このケーキは凄い美味しい。
「さくらんぼのケーキさぁ…前に余ったのくれたでしょ〜」
大きめに切ったピースをもう半分にして、コウセイは以前の話を思い出す。
「うん…」
「ナツが、号泣しながら食べてたんだよ〜!琴ちゃんから貰えた〜って!」
「はは…ナツったら…」
あれは確か…
『独占コース』初日…
セイジがお祝いと言って、今日みたいにホールで用意してくれて…。
「あれは…セイジが買ってきて…くれたんだよ…」
セイジの名前を口にすると…キュッと胸が締め付けられた。
上に載ってるさくらんぼを手に取って…
クチュ…口の中で…転がす。
さくらんぼを咥えながら…
いっぱい…
キスしたな…。