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ラブカルチャースクール 2
第12章 M Lesson 5回目
「セイジ…このペンダントトップ…『ハープ』?」

セイジは鉤の様に曲げた人差し指を鼻に当てて

「そうだよ…」

 ドッキン…

敢えて『ハープ』にしてくれたのかな?

「へへへ…可愛い…つけてみたいな」

箱から取り出し目の前で揺らすと、反射する光が飛んで、本当に綺麗だ。

「つけようか?」

「うん!」

差し出された手の上にネックレスを載せる。

ピシッと背筋を伸ばして、顎を少し引くと、ネックレスが首に回されて…
プチ…
難なく留め金が合わせられた。

なんだ…器用だな…セイジ…。

「手慣れてるね…」

「妹の手伝わされたからかな…」

そっか…あの美人な妹さん…
偶然見かけた時は、セイジの恋人かと思って、落ち込んだなぁ…。

「見てくる!」

鏡の前まで行って映った自分の首元に、ペンダントが光っているのが本当に嬉しかった。 


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