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ラブカルチャースクール 2
第12章 M Lesson 5回目
「お疲れ様です…琴海様…」

ラウンジに戻ると、ヤナセが眩しい程麗しい笑顔でお出迎えしてくれた。

レッスンの余韻から一気に現実に引き戻され、思わず目を細める。

「琴海様…今日もタクシー使われますか?」

立ったまま動かない私に、ヤナセは心配気に近寄ってきた。 

「あっ!いえいえっ!結構でございます!」

慌てて断ると

「そうですか…顔色が優れないご様子ですので…お疲れだと思いますが…何かありましたか?」

ギックゥ〜!

「と…特になにも…ないです…はい…」

一喜一憂し過ぎて、ちょっと疲れが顔に出たのかもしれない。

「ならいいんですが…セイジでしたから…レッスンで無謀な事は、してないと思いますし…」

ジッと見詰めてくるヘーゼルの瞳が…
キラリと光る。

ひぃぃぃぃ!
透視されてそうで、怖いです!!


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