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ラブカルチャースクール 2
第4章 M Lesson 初回
ベッドの上で…真っ裸で向き合って座り込む。

ドックン…ドックン…

身体中が心臓になったみたいに、脈打っていた。

やだ…脱いだものの、緊張してきた。

「コウセイさん!どの体位からしますか!?」

サイドボードに立て掛けられたタブレットに、手を伸ばそうとしたら

「琴ちゃん…焦らないで大丈夫だよ…」

「あ…ふっ…」

腕を掴み後ろから抱き締め、軽くぎゅっとしてくれながら…

「提案するからさ…今日は、無理しないで任せてよ…」

「コウセイ…さん…」

目頭が…熱くなる…。

「琴ちゃん…もう少し解そうよ…まだ、準備出来てないでしょ…」

『準備』…それは…身体なのか…心なのか…。

「…ふん…」

鼻声で、返事してしまった。

「琴ちゃん…目隠しした事ある?」

「…へ…目隠し?」

ここでいきなり、目隠し!?

スタンダードで『ハヤト』に、やらされたけど…

「無くは…ないです…」

「そっか…じゃあ、体位に入るまで目隠ししちゃおう〜!」

コウセイは、ニッコリ笑ってサイドボードの引き出しから…目隠し用のアイマスクを取り出した。


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