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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
ただ…一つ分かるのは…
これは私の『我儘』
これ以上何か求めたら…
きっと、セイジを困らせる。
でも…胸の奥の欲情が溢れ出してきて…
凄く苦しい…。
「琴海…気持ち悪い?」
「ひっく…ぐす…」
真剣に心配してくれるセイジに、黙って首を振るしかなかった。
今何かを口にしたら…
『好き…側にいたい…』
って、言ってしまう。
何も言わない私をセイジは、再度胸の中に包み込む。
嬉しいけど…悲しい…
時間が止まって欲しいけど…
いつか必ず『終わり』が来る。
声を殺して肩を震わせる私の様子にセイジは
「琴海…ごめん…俺のせいだよね…」
抱き締める腕に力がこもる。
「ふううん…違う…違う…よ…ふっ…うぅ…」
泣きたくないのに…
意地を張る程に、余計涙が溢れ出して…
止まらない…。
これは私の『我儘』
これ以上何か求めたら…
きっと、セイジを困らせる。
でも…胸の奥の欲情が溢れ出してきて…
凄く苦しい…。
「琴海…気持ち悪い?」
「ひっく…ぐす…」
真剣に心配してくれるセイジに、黙って首を振るしかなかった。
今何かを口にしたら…
『好き…側にいたい…』
って、言ってしまう。
何も言わない私をセイジは、再度胸の中に包み込む。
嬉しいけど…悲しい…
時間が止まって欲しいけど…
いつか必ず『終わり』が来る。
声を殺して肩を震わせる私の様子にセイジは
「琴海…ごめん…俺のせいだよね…」
抱き締める腕に力がこもる。
「ふううん…違う…違う…よ…ふっ…うぅ…」
泣きたくないのに…
意地を張る程に、余計涙が溢れ出して…
止まらない…。