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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
「ふ…うっく……ぐす…」
なんとか堪えようとギュッと目を瞑って唇を噛むと、全身に力が入っていく。
「琴海…顔…見せて…」
「い…や…」
きっともの凄く、嫌な顔してる。
「琴海…お願い…」
「んん…ひっく…」
いくらセイジのお願いと言われても…真っ赤に腫れた不細工な顔は見られたくない。
モゾモゾと頭を振って拒否をする。
「琴海?」
甘い声が耳元に響くが
「いま…酷い顔だから…ダメ…ぐす…」
やっとそう言うと、セイジは優しく頭を撫でてくれながら
「…大丈夫…琴海…どんな顔でも可愛いから…」
キュン…
そんな事…言わないでよ…。
少し引きかけた涙が、また溢れ出した。
なんとか堪えようとギュッと目を瞑って唇を噛むと、全身に力が入っていく。
「琴海…顔…見せて…」
「い…や…」
きっともの凄く、嫌な顔してる。
「琴海…お願い…」
「んん…ひっく…」
いくらセイジのお願いと言われても…真っ赤に腫れた不細工な顔は見られたくない。
モゾモゾと頭を振って拒否をする。
「琴海?」
甘い声が耳元に響くが
「いま…酷い顔だから…ダメ…ぐす…」
やっとそう言うと、セイジは優しく頭を撫でてくれながら
「…大丈夫…琴海…どんな顔でも可愛いから…」
キュン…
そんな事…言わないでよ…。
少し引きかけた涙が、また溢れ出した。