この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第16章 Lesson 恩義
思わず黙り込むと、セイジの手が首もとに伸びてきて…

ペンダントのハープを指先で掴む。

「セイジ…?」

不思議そうに見ると…

「琴海…つけてくれて…有難う…良く似合ってるよ…」

「セイジ…」 

風が静かに吹いてきて、髪を微かに靡かせる。

セイジは指先を頬に当てて、掛かった髪を優しく払ってくれた。

今日はこの指先に…

熱くさせられたり…
泣かされたり…
優しくされたり…

世界中で…一番愛しい指…。

セイジは手をゆっくり下ろし

「じゃあ…行くね…」

別れを…告げる。

「うん…今日は有難う…」

一緒に過ごしてくれて… 
我儘いっぱい聞いてくれて…。

「俺も…有難う…」

お互いジッと見詰め合う。

最後にキスしたいな…


そっと瞼を伏せる…。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ