この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第16章 Lesson 恩義
そよぐ風が身体を優しく包み込む…
チョン…
唇に軽く何かが触れ…
ゆっくり目を開けると…
セイジの指先が唇を撫でていた。
「あ…」
セイジはその指先を自分の唇に運び
「間接…キッスかな…」
ふっと、艶っぽく微笑んだ。
キュン!
たったこれだけでも、ハートを鷲掴みされた気分。
「セイジ…」
「お休み…琴海…また来週…」
「また…来週…」
セイジは小さく頷いて、いつもの通り優しく微笑んで駅に向かって行く。
人影に消えて行くセイジの背中を一人佇みながら見送った。
時計を見ると20時になろうとしてて
「帰ろう…」
呟いた声は…
風に乗って掻き消えた…。
チョン…
唇に軽く何かが触れ…
ゆっくり目を開けると…
セイジの指先が唇を撫でていた。
「あ…」
セイジはその指先を自分の唇に運び
「間接…キッスかな…」
ふっと、艶っぽく微笑んだ。
キュン!
たったこれだけでも、ハートを鷲掴みされた気分。
「セイジ…」
「お休み…琴海…また来週…」
「また…来週…」
セイジは小さく頷いて、いつもの通り優しく微笑んで駅に向かって行く。
人影に消えて行くセイジの背中を一人佇みながら見送った。
時計を見ると20時になろうとしてて
「帰ろう…」
呟いた声は…
風に乗って掻き消えた…。