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ラブカルチャースクール 2
第4章 M Lesson 初回
「あ〜琴ちゃん!大丈夫〜?」

控え室に戻ると報告をしていたのか、コウセイはタブレットを操作していた。

「はい…タオルケット、有難う…」

「久々のレッスンで、慣れない体位をたくさんしたから、疲れたでしょ!」

ニコニコ笑いながら立ち上がって、またお茶を淹れてくれようとする。

「正直…ちょっと身体にキテるみたい…」

「はははぁ〜!だよね〜俺もヤバイかも!」

私に合わせてくれたのか、冗談ポク言う。

「ケーキまだあるから、食べる?」

「はい…少し食べます〜」

疲れてるからか、甘いのが欲しくなったし…

コウセイ、流石だなぁ〜。

ケーキはさっきより小さめに切って、コウセイの分は普通の大きさで、お皿に載せた。

「有難う〜!は〜い、ダージリンです!」

ケーキに並べてティーカップを置いてくれる。

一口ケーキを食べると、やたら美味しく感じた。

「うぅ…幸せ〜」

「ははっ〜そっか!そっか!」

さっきまでのレッスンを忘れてしまいそうなくらい、和やかな雰囲気になるけど…

次回もこんなだといいのにな…なんて…
先の不安が、脳裏を掠めていく…。


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