この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第4章 M Lesson 初回
ラウンジに戻ると、ヤナセが打っていたキーボードの手を止め立ち上がった。

「琴海様…お疲れ様でした…レッスンいかがでしたか?」

ソファーに座る様に促され、腰を降ろしながら

「はい…緊張しましたが…初回の講師がコウセイだったので、安心して受けられました…」

「それは良かった…コウセイもマスターデビューが、琴海様でラッキーだったかと…」

ふっと、柔らかく微笑んでくれる笑顔は、いつもの如く麗しい…。

「そう言って貰えると…凄く嬉しいです…」

本当に…そうだと良いなぁ…
あっ…そうだ!

「ヤナセさん!ケーキ有難うございました!わざわざ、さくらんぼのショートケーキ買って来て下さって!」

「あぁ…以前頂いたケーキがさくらんぼでしたので…調べましたら…何ヵ所かありまして…何処の店かはセイジに確認しましたが…」

「え…セイジ…に…」

ドックン…

鼓動が…高鳴った…。

「はい…申し送りにはケーキを食べた事は、記載がありましたが…流石に何処の店のケーキかまでは…書いてありませんでしたから…」

そう言ってヤナセは、妖艶に微笑む…。

ドックン…ドックン…

セイジが…ヤナセに伝えたんだ…。

「そこまでして下さって…本当に…有難うございます…確かに…Fulugeのケーキの味でした…」

それは…セイジとの…

初めてのレッスンでした…


『キス』の味…。


 
/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ