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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
「セイジさん?どうかしたんすか?」
事情を知らないナツは、上を向いて考え込んでるセイジの様子を不思議そうに見ていた。
「はぁ…で…どれを…見たいの?」
観念した様に下ろしたセイジの顔は、若干引きつっていた。
う…やっぱり…人前は不味かったかな…。
そんなセイジの様子もお構いなしにナツは
「どれにしようかな〜!」
まるで子どもがお菓子でも選でる時の様な無邪気さで、タブレットを指差している。
どうか…変なのになりません様に…。
胸元のチャームに手を当てて、思わず祈ってしまう。
この『スパイダーマン』とか、『エアークリーニング』とかって一体どんなキスなんだか?
タブレットを手に取り眺めていると
「はぁ…」
前方から小さく、数回目のため息が聞こえてきた。
「あ…」
私は…単純に嬉しかったんだけど…
セイジには苦痛でしか…ないのかな?
さっきまでのドキドキが…
ズキズキと胸を歪ませていく…。
事情を知らないナツは、上を向いて考え込んでるセイジの様子を不思議そうに見ていた。
「はぁ…で…どれを…見たいの?」
観念した様に下ろしたセイジの顔は、若干引きつっていた。
う…やっぱり…人前は不味かったかな…。
そんなセイジの様子もお構いなしにナツは
「どれにしようかな〜!」
まるで子どもがお菓子でも選でる時の様な無邪気さで、タブレットを指差している。
どうか…変なのになりません様に…。
胸元のチャームに手を当てて、思わず祈ってしまう。
この『スパイダーマン』とか、『エアークリーニング』とかって一体どんなキスなんだか?
タブレットを手に取り眺めていると
「はぁ…」
前方から小さく、数回目のため息が聞こえてきた。
「あ…」
私は…単純に嬉しかったんだけど…
セイジには苦痛でしか…ないのかな?
さっきまでのドキドキが…
ズキズキと胸を歪ませていく…。