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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
肩を窄めて唇を噛む。

ごめんね…セイジ…。

一気に凹みそうになった時に

「じゃあ〜この『キャンディキス』とか響きが可愛くないですかぁ〜!」

ナツ…もうただの興味本意でしかないわね…。

「『キャンディキス』…てか、飴がないよ…」

セイジは明らかに乗り気じゃなさそうだけど、どんなキスが気になった。

「飴が…必要なの?」

「うん…飴玉をキスしながら口移ししていくんだよ」

「そうなんだ…だから『キャンディキス』なんだ…」

案外まんまなネーミングだな…。

じゃあこの『チョコキス』や『アイスキス』も同じ類いかな?

「だってナツ〜他のに…ナツ?」

「ふふふふぅ〜ジャ〜ン!キャンディありますよ〜!」

ナツはスーツのポケットに手を突っ込み嬉しそうに引き抜いて、手のひらを開いてみせると…

なんと、キャンディが数個乗っかっていた。

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