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第18章 M Lesson 教養K

「さっきの続きをするけど…『チョコキス』と…琴海さんは、他に気になるのある？」

「えっ！他は…」

正直、全部と言いたいけど…

「じゃあ…この『バタフライ』『ピーキス』『インサート』を…してみたいです…」

タブレットを確認して、おどおど伝えると

「うん…分かった…それもやってみようね…」

セイジは優しく微笑み、リクエストを受け入れてくれた。

「は…はい！」

やった〜！
後半もキス三昧かも！

嬉しくて顔が緩んでしまうのを口を結んで何とか必死で堪える。

そんな私を横目にナツは、タコみたいに唇を突きだし

「いいなぁ…セイジさん…バードキスくらいダメっすか？」

打診してきた。

ナツのリクエストにセイジは目を細め

「誰と…したいの…」

怪訝な声で聞くと

夏は両手の人差し指をツンツンと合わせ

「せめて…セイジさん…と」

照れ臭そうに指名した。