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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
そんなナツのセイジは頭を掴んで
「いいから!」
鼻先を擦り付ける。
「あぁっ!セイジさん…良い感じっす…」
なんかナツの顔が気持ち良さげだし!
モヤモヤ…やっぱりちょっと…
嫌だな…。
数秒間鼻を擦り合わせてセイジは、ボールをパスするみたいにナツの頭を突き放し
「はい、終了!」
「えっ!まだ『ノーズ』と『エスキモー』が…」
ナツは名残惜しそうに言ってきたが
「琴海さん…『スメル』は相手の匂い…フェロモンを嗅いだりする!『ノーズ』は鼻を擦り合わせるだけ。『エスキモー』は匂いではなく、相手の油分で生存を確認するんだ。寒い国で唇を重ねると、唾液が凍って唇が離れなくなるから…」
セイジは私に端的にそれぞれの違いを説明してくれた。
へぇ〜!
『エスキモーキス』って、そんな生活の知恵だったのか…。
始めて得た知識に感動を覚えると
「唇が離れないなんて…ロマンチックっすね!」
ナツは勝手な解釈で、妄想に浸っていた。
「ナツ…その前に…唇が凍ったら…大変だろ…」
わざわざ分かり切った事をセイジはちゃんと教えてあげていたのだった。
う〜ん…後半は、セイジとナツの実践で終わっちゃうのかなぁ…
ショボ〜ン…。
「いいから!」
鼻先を擦り付ける。
「あぁっ!セイジさん…良い感じっす…」
なんかナツの顔が気持ち良さげだし!
モヤモヤ…やっぱりちょっと…
嫌だな…。
数秒間鼻を擦り合わせてセイジは、ボールをパスするみたいにナツの頭を突き放し
「はい、終了!」
「えっ!まだ『ノーズ』と『エスキモー』が…」
ナツは名残惜しそうに言ってきたが
「琴海さん…『スメル』は相手の匂い…フェロモンを嗅いだりする!『ノーズ』は鼻を擦り合わせるだけ。『エスキモー』は匂いではなく、相手の油分で生存を確認するんだ。寒い国で唇を重ねると、唾液が凍って唇が離れなくなるから…」
セイジは私に端的にそれぞれの違いを説明してくれた。
へぇ〜!
『エスキモーキス』って、そんな生活の知恵だったのか…。
始めて得た知識に感動を覚えると
「唇が離れないなんて…ロマンチックっすね!」
ナツは勝手な解釈で、妄想に浸っていた。
「ナツ…その前に…唇が凍ったら…大変だろ…」
わざわざ分かり切った事をセイジはちゃんと教えてあげていたのだった。
う〜ん…後半は、セイジとナツの実践で終わっちゃうのかなぁ…
ショボ〜ン…。