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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
「琴海さん…今ので何となく分かったかな?」

私がしょげてるのに気づいたのか、セイジは声を掛けてくれた。

「あ…うん…分かったよ…」

「そう…何か分からなかったら遠慮なく言ってね」

優しく微笑んでくれ、ナツの方を向くと

「ナツ…今度は『スパイダーマン』をやるよ」

「おおっ!いよいよですね!」

ナツは興奮して握りこぶしを上下に振る。

そんなナツにセイジはニッコリ笑って

「うん!ぶら下がる器具がここには無いから、ナツ…逆立ちして」

「えっ!俺が逆立ちっすか!」

「なにナツ…俺を宙吊りにしたかったの?」

「あ…いえ…分かりましたぁ…」

ナツは肩を竦め、セイジに言われた通り逆立ちするのに広いスペースに移動した。

「『スパイダーマンキス』って…逆さまになるの?」

二人の会話から何となく憶測をして、セイジに聞くと

「うん…スパイダー…昆虫の蜘蛛って、糸をお尻から出して逆さに落ちてくるでしょ…男性が逆さまになってる状態に女性が激しくキスするんだけど…」

「女性が…激しく…」

ドッキンッ!

じゃ、じゃぁ…今の場合だと…逆さのナツに…セイジが激しく…

やぁぁぁぁん!!

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