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第18章 M Lesson 教養K

「はい！じゃあナツはこれでもういいだろ？」

セイジは嬉しそうにナツに、ニッコリ笑い掛ける。

そんな子供っぽいセイジもなんか可愛いなぁ〜なんて、一人でキュンキュンしていると…

「え〜！もう終わりっすか！こんなチャンスそうそうないので、もう一つくらいチャレンジさせて下さい！」

ナツはまだ食い付いてきた。

「え…もう一つ…」

セイジは眉間に皺を寄せ

「なっ！ナツ！面白いのやったからもういいじゃない？」

私はナツを止めに掛かったが

「琴海さん！あと一回だけでいいんでぇ〜！」

手を合わせて頭を下げられた。

「あと一回って…」

なんか別の意味に聞こえてくるんだけど〜！

ナツは何か閃いたのか、目を見開き

「あっ！そうだぁ〜！セイジさん！琴海さんと俺がしても支障ないヤツとか一つくらい〜」

「ナツ！『バタフライキス』ならやってやる！」

即座にセイジが、阻止に掛かった。