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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
キュゥン…

やだ…やっぱり…

嬉しい…。

閉じた瞼から、熱いものが滲み出てくる。

セイジは顔を傾けたまま、唇を軽く揉んだり、吸ったりを繰り返していく。

チュプ…クチュ……チュ…

重なり合う唇の小さな音が、二人しかいない教室に響き渡っていた。

セイジの舌先が唇を咥え込んだまま、割れ目に沿って左右になぞりだす。

「ん…ふっ…」

その微かに触れる感触がくすぐったくて、背筋がゾクゾクと震えた。

「あっ…」

フワッと頭が温かい物に包まれたと思ったら…
セイジの腕に抱え込まれる。

セイジの温度…
セイジの匂い…
セイジの感触…。

休校の時…もしかしたらセイジに触れられる最後かと覚悟していた…

これ以上望む事は許されないんだと…。

まさか教養レッスンでキス出来るなんて…

幸せ過ぎて…

怖いけど…

嬉しい…。


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