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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
たまに見せるセイジのその切ない顔の理由が…
いつか分かる日が…来るよね…。

「次は…『ピーキス』だね…」

「はい…あっ…立った方がやり易いかな?」

座ったままだとセイジの体勢に負担があるよね。

そう思って立ち上がろうとすると

「大丈夫だよ…俺も座るから」

セイジは私の隣の席に座ると両腕を広げ

「おいで…琴海…」

いつもの優しい笑顔で、呼び掛けられた。

ドッキンッ!

「ど…どうすればいいの!?」

「膝の上に乗って…その方がキスし易いから」

甘い笑顔でそんな事言われたら…
頭がクラクラしてしまう。

「膝の…上に…いいのかな…?」

いくらセイジがいいと言っても…教養レッスンでそこまで有りなのかな?

躊躇する私にセイジは首を傾けた

「うん…大丈夫だよ…おいで」

花が綻ぶみたいに、朗らかに微笑み掛けられる。

ドッキュ〜ンッ!

「はい…失礼します…」

そんな可愛く微笑まれたら、嫌でも膝の上に吸い込まれるに決まっているじゃないですか!

セイジの膝に横座りになる様に、遠慮がちに腰を掛けると

「琴海、もっと深く腰掛けないと、ひっくり返っちゃうよ!」
  
膝の裏に手を突っ込まれ、グイッと腰を引っ張られた。


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