この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
身支度を整えて、教室を出る準備が整う。

「セイジも一緒に降りる?」

少しでも側にいたい未練から、小さな期待をすると…

「そうだね…受付まで一緒に行こうか…遅くなっちゃったから、ヤナセに謝っとこうかな…」

ウソ!やったぁ〜!
なんか今日のセイジ、更に優しい!!

嬉しさの余りのニヤケてしまうと

「琴海…口がムニムニしてるよ〜」

指でチョンと挟まれた。

「 ひゃぁん!またぁ〜!」

「はははっ!行こうか…」

今日のセイジは…凄く優しいんだけど…
ちょっと様子が変な気もする。

エレベーターに乗って時計を確認すると、かなり時間オーバーしていた。

ヤナセ…何か気付くかな…。

不安がちょっと押し寄せてきて、セイジを見上げると、階数表示をジッと見詰めている。

その横顔がどことなく思い詰めている様にも見えて、不安が益々膨らんでいく。

チーン!

あっという間に、エレベーターは受付階に到着してしまった。

ドアが開くと案の定…

「遅くまでお疲れ様です琴海様…」

今日も優美なヤナセがお出迎えしてくれたが、胸中穏やかな気分じゃない。

「ヤナセさん…お待たせしました…」

若干怯える私に、ヤナセは麗しの笑顔を向け

「教養でレッスン延長になってしまって、申し訳ありません…ナツにはよくよく注意しておきましたので…」

謝罪して頭を下げる。

あくまでも生徒側ではなく、スクール責任としてくれているのは、精神的負担を掛けない様にとのヤナセの配慮だろうけど…。

ナツ…また、怒られちゃったのかぁ…。


/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ