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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
身支度を整えて、教室を出る準備が整う。
「セイジも一緒に降りる?」
少しでも側にいたい未練から、小さな期待をすると…
「そうだね…受付まで一緒に行こうか…遅くなっちゃったから、ヤナセに謝っとこうかな…」
ウソ!やったぁ〜!
なんか今日のセイジ、更に優しい!!
嬉しさの余りのニヤケてしまうと
「琴海…口がムニムニしてるよ〜」
指でチョンと挟まれた。
「 ひゃぁん!またぁ〜!」
「はははっ!行こうか…」
今日のセイジは…凄く優しいんだけど…
ちょっと様子が変な気もする。
エレベーターに乗って時計を確認すると、かなり時間オーバーしていた。
ヤナセ…何か気付くかな…。
不安がちょっと押し寄せてきて、セイジを見上げると、階数表示をジッと見詰めている。
その横顔がどことなく思い詰めている様にも見えて、不安が益々膨らんでいく。
チーン!
あっという間に、エレベーターは受付階に到着してしまった。
ドアが開くと案の定…
「遅くまでお疲れ様です琴海様…」
今日も優美なヤナセがお出迎えしてくれたが、胸中穏やかな気分じゃない。
「ヤナセさん…お待たせしました…」
若干怯える私に、ヤナセは麗しの笑顔を向け
「教養でレッスン延長になってしまって、申し訳ありません…ナツにはよくよく注意しておきましたので…」
謝罪して頭を下げる。
あくまでも生徒側ではなく、スクール責任としてくれているのは、精神的負担を掛けない様にとのヤナセの配慮だろうけど…。
ナツ…また、怒られちゃったのかぁ…。
「セイジも一緒に降りる?」
少しでも側にいたい未練から、小さな期待をすると…
「そうだね…受付まで一緒に行こうか…遅くなっちゃったから、ヤナセに謝っとこうかな…」
ウソ!やったぁ〜!
なんか今日のセイジ、更に優しい!!
嬉しさの余りのニヤケてしまうと
「琴海…口がムニムニしてるよ〜」
指でチョンと挟まれた。
「 ひゃぁん!またぁ〜!」
「はははっ!行こうか…」
今日のセイジは…凄く優しいんだけど…
ちょっと様子が変な気もする。
エレベーターに乗って時計を確認すると、かなり時間オーバーしていた。
ヤナセ…何か気付くかな…。
不安がちょっと押し寄せてきて、セイジを見上げると、階数表示をジッと見詰めている。
その横顔がどことなく思い詰めている様にも見えて、不安が益々膨らんでいく。
チーン!
あっという間に、エレベーターは受付階に到着してしまった。
ドアが開くと案の定…
「遅くまでお疲れ様です琴海様…」
今日も優美なヤナセがお出迎えしてくれたが、胸中穏やかな気分じゃない。
「ヤナセさん…お待たせしました…」
若干怯える私に、ヤナセは麗しの笑顔を向け
「教養でレッスン延長になってしまって、申し訳ありません…ナツにはよくよく注意しておきましたので…」
謝罪して頭を下げる。
あくまでも生徒側ではなく、スクール責任としてくれているのは、精神的負担を掛けない様にとのヤナセの配慮だろうけど…。
ナツ…また、怒られちゃったのかぁ…。