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ラブカルチャースクール 2
第19章 M Lesson 6回目

ドッキン…ドッキン…
控え室で講師を待つこの時間はいつも緊張感があるけど、今日はそれも倍増して感じる。
セイジだったらいいな…。
変に欲をかいてはいけないと思っても、これが研修中の最後のチャンスだと思うと、願わずにはいられなかった。
膝の上で手を組んで、目を閉じながら息を飲む。
コンピュータ様…何とぞ最後のチャンスを下さい…。
今日がセイジじゃなかったら…
次に会えるのは一体いつになるのだろうか?
何度も覚悟をしてきた筈なのに…
『好き』
この二文字が、欲望を駆り立てる。
ヤナセの態度も何処となく微妙だったし…
「ワタリとかに…喝を入れて貰った方がいいのかも…」
そんな心の準備なんかもしていると…
カツカツカツッ!
かなり軽快と言うか…急ぎ足気味な靴音が聞こえてきた。
ドッキン!ドッキン!ドッキン!
心臓が飛び出そうなくらい、脈が大きく跳ね上がる。
カツン…
足音が止まり…
ガチャッ!
勢い良くドアが開かれた。
「あ…」
まさか…今日という日に…
「よう〜琴海!久しぶり〜!」
ドックン…
今回のレッスンは…波乱を含みそうな予感がした…。
控え室で講師を待つこの時間はいつも緊張感があるけど、今日はそれも倍増して感じる。
セイジだったらいいな…。
変に欲をかいてはいけないと思っても、これが研修中の最後のチャンスだと思うと、願わずにはいられなかった。
膝の上で手を組んで、目を閉じながら息を飲む。
コンピュータ様…何とぞ最後のチャンスを下さい…。
今日がセイジじゃなかったら…
次に会えるのは一体いつになるのだろうか?
何度も覚悟をしてきた筈なのに…
『好き』
この二文字が、欲望を駆り立てる。
ヤナセの態度も何処となく微妙だったし…
「ワタリとかに…喝を入れて貰った方がいいのかも…」
そんな心の準備なんかもしていると…
カツカツカツッ!
かなり軽快と言うか…急ぎ足気味な靴音が聞こえてきた。
ドッキン!ドッキン!ドッキン!
心臓が飛び出そうなくらい、脈が大きく跳ね上がる。
カツン…
足音が止まり…
ガチャッ!
勢い良くドアが開かれた。
「あ…」
まさか…今日という日に…
「よう〜琴海!久しぶり〜!」
ドックン…
今回のレッスンは…波乱を含みそうな予感がした…。

