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ラブカルチャースクール 2
第19章 M Lesson 6回目
「ハヤト…」

「ふん…なんで俺なんだって顔してんぞ…」

ハヤトは右目を細め、皮肉げに口端を上げた。

「えっ!ウソ…」

バレた!

慌てて顔を手で覆うと

「たくっ!琴海はあからさまなんだよ…」

ドッスン!

勢い良くハヤトがソファに座ると、反動で宙に浮いて横に倒れそうになる。

「きゃぁっ!」

咄嗟に手を付いて身体を支えたが、ハヤトは然して気にもせず

「琴海!お茶!」

踏ん反り返って、お茶を淹れる様に指図された。

「はいっ!」

思わず条件反射で立ち上がってしまい、恐る恐る振り返り

「何…飲むの?」

「コーヒー!銘柄なんでもいいから!」

「はいっ!」

やだ…ある意味ワタリより怖いよう〜!

用意されていたレギュラーコーヒーの袋を見付けて準備をする。

ハヤトの方をコッソリ見ると、脚を組んで不機嫌そうにタブレットを操作していた。



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