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ラブカルチャースクール 2
第19章 M Lesson 6回目
「んぁっ!あぁ…」

縛られた太腿を持ち上げられ、上から杭でも打ち付けられてるみたいだ。

手首だってよりにもよって、後ろに回されている。

抵抗なんて一切出来ない。

「取り敢えず…先ずはスタンダードにピストンだな…」

ハヤトはジワジワと追い詰めていく気なんだろう。

「やっ…ハヤト…止めてよ…」

あがらいたくて頭や肩をモゾモゾさせるが、却って俺様との摩擦が大きくなって

「あっ!んん…」

徒労なだけだった。

そんな私をハヤトは愉しげに見下ろして

「せっかくSM風なんだから、この体勢でも試してみるか…」

「え…試すって…」

ハヤトがニヤリと口端を上げると…

ブイィィィィン!

機械音が響き、指先に豆ローターを装着した。

「な…それは止めてよ!」

涙目になって懇願しても、余計ハヤトのS気を増長させるだけで

「俺が簡単に止める訳ないだろ〜一番分かってんの琴海じゃん!」

そうだ…そんなの分かっている…
じゃぁどうしたらいいんだろう…
あっ!ここは困った時のヤナセ様だ!

「ヤナセ…ヤナセに言うわよ!」

ホズミでさえヤナセの眼光にビビってたんだもの、流石のハヤトだって〜

と思ったのに…

「言いたきゃいえよ…別にラブカルなんていつ辞めたっていいんだよ…俺は…」

そう言ったハヤトの目は…揺らいでなくて…

本気だった。


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