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ラブカルチャースクール 2
第19章 M Lesson 6回目
やっぱり…ハヤトだったから心配してくれたのかもしれない。

「ほらっ!服着ろ!」

ハヤトは小部屋から持ってきた私の服をベッドの上に放り投げた。

どこまでもこの扱いなのね…。

でも、これがハヤトの素顔でもあるんだろうな…

いいわよ!大目に見てさし上げてよ!

なんて一人で心の中で呟いていると

「3分で来いよ!」

そう言い捨ててハヤトは出て行った。

「なっ!本当に俺様だなぁ〜!」

慌てて服を着てほぼ素っぴんで控え室に戻ると、ハヤトはソファーで脚を組んでふんぞり返っていた。 

「あ〜やっと来たな…」

「お待たせ…しました…」

「本当だ…」

むむ!
誰のせいだと思ってんのよ!

不服な気分で、ソファーの端っこに座ろうとしたら

「あぁ〜?もう終わりだから、帰っていいけど〜」

「はい?」

今日のハヤトは、流石にちょっと酷過ぎじゃなかろうか?

「ちょっとハヤト!女々しいわよ!」

いい加減キレた。

「はぁ?何がだよ!」

「何がって、セイジの事だって単なる八つ当たりにしか思えないんだけど!」

セイジだって連絡取れなくなった元カノの事、心配して探し回ってたんだからね!

こんなのハヤトの一方的な恨みじゃない!

セイジの名誉の為にも、負けてたまるか!!

思いっきり頬を膨らませて、ハヤトを睨み付けた。


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