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ラブカルチャースクール 2
第19章 M Lesson 6回目
「煩いっ!」

パシュッ!

ハヤトの手で頬を挟まれて、間抜けな音で空気が口から抜けた。

「きゃぁっ!」

頬を挟んだままハヤトの顔が近付いて、唾が飛んできそうな勢いで怒鳴られる。

「俺に構うな!」

「だったらセイジに構わないで!」

負けじと言い返すと

「黙れよっ!」

「わっ!やっ!んぐぅ〜!」

いきなり口を塞がれた。

「んぐぅ〜!んんっ!ふんぐぅ〜!」

思えば今日の初キッスだ。
レッスンでしなかったクセに、今口封じでされてしまった。

抵抗しようにも、ガッチリと抱き付かれて身動きが取れない。

挙句、唇を割って舌まで入ってきて、息苦しくなるくらい口の中を掻き回される。

「んっ…ふぅ…」

く…苦しいし…悔しい…。

逃れたい一心から脚を蹴飛ばすと

「痛てっ!」

脛を蹴ってしまい、ハヤトが顔を歪めた。

「あ…謝らないからね!今日のハヤト、無茶苦茶過ぎるよ!」

「たく…どいつも…こいつも…アイツの肩ばっか持ちやがって…」

「え…ハヤト…」

ギロリと目付きが鋭くなる。

ヤバイ…本気でキレたっぽい…。

途端腕を掴まれ、叩き付けられる様にソファーに投げ飛ばされた。

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