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ラブカルチャースクール 2
第20章 Lesson 妄想
「きゃっ…ん…」

驚いて、慌てて声を飲んだ。

ドッキン!ドッキン!

スタスタスタ…

部屋の前を通る足音を息を潜めてやり過ごす。

大丈夫よ…

旦那はこの部屋には来ないもの…

何となく動けなくて、指を中に突っ込んだまま、ジッとしていると…

コンコン!

ドアがノックされた。

なななな何~!?
なんで今日に限って、部屋に来るのよ!

「おい…居るのか?」

ドックン!

更に声まで掛けてくるし!

「い、居ます!何か!?」

チュッポン!

急いで股間から指を抜いて

「ティッシュ…ティッシュ…」

一気に掴み取ったティッシュで、濡れた手を拭いた。 

「あ…ここ…」

グチョグチョになった陰部も拭いておきたい。

取り敢えずティッシュを数枚、挟み込んでおこう。

念のためにフレグラスを部屋に撒き散らし…

よっし!オッケ!

ガチャ…

「はい…どうかしましたか?」

さも何もしてなかった様に、ドアを開けた。

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