この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第21章 M Lesson 7回目
講師の間で、セイジとハヤトの確執の理由をどこまで知られているんだろう。
もしワタリが理由を知っていたとしても…
そこに私が巻き込まれた理由までは伝えない方がいいと思った。
「えっとですね…スタンダードコースの時にですね…担当して貰った講師だったので…ちょっとテンションが上がったと言いますか…」
ワタリはイーグルアイを鋭く光らせ
「セイジ…か?」
ドックン…
いきなり…直球を投げてきた。
「いや…その…」
動揺し過ぎて、なんて返せばいいのか解らない…
それに何を言っても見透かされそうだ…
まるで…ヤナセみたいに…。
「有名だからな…」
「そんな…有名になってるんですか…
?」
どうしよう…いつの間にそんな事になってしまっていたんだろう…
もしかしてセイジの研修は…研修と言う名の処罰とか!?
悪い妄想が一気にグルグルと、脳内を駆け巡りだす。
「あぁ…ハヤトがスクールに来た時から…セイジを目の敵にしていたからな…セイジ絡みの生徒にちょっかい掛けているのは有名だ…」
「あ…そういう…事か…」
ホッとしている私にワタリは不機嫌そうに眉間に皺を寄せ
「特にチビはセイジに気にられていたから…尚更だろ…」
そう言って、一気にアールグレイを飲み干した。
もしワタリが理由を知っていたとしても…
そこに私が巻き込まれた理由までは伝えない方がいいと思った。
「えっとですね…スタンダードコースの時にですね…担当して貰った講師だったので…ちょっとテンションが上がったと言いますか…」
ワタリはイーグルアイを鋭く光らせ
「セイジ…か?」
ドックン…
いきなり…直球を投げてきた。
「いや…その…」
動揺し過ぎて、なんて返せばいいのか解らない…
それに何を言っても見透かされそうだ…
まるで…ヤナセみたいに…。
「有名だからな…」
「そんな…有名になってるんですか…
?」
どうしよう…いつの間にそんな事になってしまっていたんだろう…
もしかしてセイジの研修は…研修と言う名の処罰とか!?
悪い妄想が一気にグルグルと、脳内を駆け巡りだす。
「あぁ…ハヤトがスクールに来た時から…セイジを目の敵にしていたからな…セイジ絡みの生徒にちょっかい掛けているのは有名だ…」
「あ…そういう…事か…」
ホッとしている私にワタリは不機嫌そうに眉間に皺を寄せ
「特にチビはセイジに気にられていたから…尚更だろ…」
そう言って、一気にアールグレイを飲み干した。