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ラブカルチャースクール 2
第21章 M Lesson 7回目
「…っ…すみません…ひっ…」

今度泣いたら、次はないと言っていたワタリの前で泣いてしまった。

慌てて顔を伏せ

「目に…ゴミ……が…うっ…」

なんとか誤魔化そうとする程、胸が締め付けられて…

ズキズキと痛みが増していく。

どうしよう…怒られる…。
きっとヤナセにも忠告されてしまうかも!

「すみません…すみ…ません…」

必死で謝って、ハンカチを取りに行こうと立ち上がろうとした時だった…。

「使え…」

目の前に大き目のハンカチが差し出された。

「あ…自分の…あるんで…」

恐れ多くて使えないです!

でも、ワタリは

「やるから…勝手に使え!」

「ふぐぅ〜!」

ハンカチを顔に押し付けてきた。

優しいんだか…
鬼コーチなんだか…
良く分かんないですよ〜!

「有難う…ごじゃい…まふ…ひっく…」

今日に限ってワタリの優しさが、胸に沁みて余計涙が止まらなくなる。

伏せて肩を震わせてると

「たく…今日…だけだからな…」

いつもより柔らかい声が聞こえ…

グイッ!

肩を引き寄せられ、長い腕が身体に巻き付き…

「ひっく……あ…っ!?」

ワタリの広い胸にすっぽりと包まれていた。


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