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ラブカルチャースクール 2
第21章 M Lesson 7回目
な…なに事っ!?

一瞬パニックになりそうだったが、それは段々と恍惚感に掻き消されていく。

ワタリが顔を動かす度に、お互いの唇でマッサージしているみたいに激しく揉まれ、まるで外国映画のキスシーンみたいだ。

「んふ…あ…ぁ……ん…」

ズレる唇の隙間から、なんとか息を貪ると微かに開いた割れ目から、肉厚な舌が挿し込まれる。

「んんんっ!」

長い舌が口内を一周すると、瞬く間に舌が包まれて、キャンディみたいに転がされていく。

クチュクチュ…チュプ…

舌の動きの激しさと息苦しさに、溺れてそうな感覚に陥って、逞しい背中に必至にしがみ付くと…

ググッ…

ワタリの腕にも力が込められ、頭を支えられながら身体がソファーに倒された。

「んんっ!」

ワタリの舌は大蛇みたいに口いっぱいに畝っていく。

下もデカイが、舌も長い!

自分の口がアイスキャンディーの如く、溶かされてしまいそうな気分になった。

グチュ…クチュ…クヌチャ…

舌先で扱く様に、歯茎、上顎、舌の裏を丹念に擦られていく度に、こそばゆさが心地良くなって、頭の芯から白い波紋が広がりだす。

「ん…ふぅ……ぁ…」

波紋は大きな海になって…

吸い込まれていく…。

沈む感覚に…

遠い記憶の奥底に眠った…

温かい安心感が湧いてきた。

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