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ラブカルチャースクール 2
第21章 M Lesson 7回目
ブクブクブクブク…
空気の玉がキラキラと輝きながら、浮かんでいる。
あれ…ここは水の中?
雲から落ちて、とうとう海に沈んでいってるようだ。
いや…セイジ怖いよ!
手足をバタバタさせて水面に上がろうとするが、プールの排水口みたいに勢い良くゴォォォッと吸い込まれていく。
ゴボッ!
呼吸が苦しくなって肺の中の息が一気に吐き出され、大きな気泡だけが浮かんでいった。
うそ……私…本当に死んじゃうの?
イヤよ…まだ講師になれてない!
離婚だってしなきゃ!
諦めたくなくて手足をバタバタさせるが、身体は暗い深海に引き込まれていく。
セイジ…
必死に微かに光が射す方に手を伸ばす。
こんなことなら…ちゃんとセイジに
『好き』って伝えたかったよ…。
セイジ…好きよ…愛してる…。
無駄な足掻きでも、残りの力を振り絞って捥いた。
誰かお願い…助けてぇ〜!
『大丈夫か!?』
あぁ…なんか野太い声と…
太い腕が絡み付いてきた…
この逞しい腕に掴まれば…
もうきっと…
大丈夫…なんだ…。
空気の玉がキラキラと輝きながら、浮かんでいる。
あれ…ここは水の中?
雲から落ちて、とうとう海に沈んでいってるようだ。
いや…セイジ怖いよ!
手足をバタバタさせて水面に上がろうとするが、プールの排水口みたいに勢い良くゴォォォッと吸い込まれていく。
ゴボッ!
呼吸が苦しくなって肺の中の息が一気に吐き出され、大きな気泡だけが浮かんでいった。
うそ……私…本当に死んじゃうの?
イヤよ…まだ講師になれてない!
離婚だってしなきゃ!
諦めたくなくて手足をバタバタさせるが、身体は暗い深海に引き込まれていく。
セイジ…
必死に微かに光が射す方に手を伸ばす。
こんなことなら…ちゃんとセイジに
『好き』って伝えたかったよ…。
セイジ…好きよ…愛してる…。
無駄な足掻きでも、残りの力を振り絞って捥いた。
誰かお願い…助けてぇ〜!
『大丈夫か!?』
あぁ…なんか野太い声と…
太い腕が絡み付いてきた…
この逞しい腕に掴まれば…
もうきっと…
大丈夫…なんだ…。