この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第21章 M Lesson 7回目
「あれ…」
いつもだったら、四天王の時はヤナセはドアの前で待っていてくれたのに…
「ソファーまで行くぞ」
ワタリは気にせず、ラウンジへと向かっていく。
「えっ!えぇっ!」
通路を抜けて、ラウンジの入り口まで着くと
「琴海様っ!」
ヤナセはデスクから急いで駆け寄ってきた。
心配そうな表情のヤナセにワタリは
「ヤナセ…済まなかった」
頭を下げて謝る。
ドックン…
また…胸が疼く…。
「あ…ヤナセさん…違うんです…」
説明しようとする私をヤナセは、少し目を細め
「大丈夫です…ワタリから聞いております…取り敢えずソファーにお座り下さい…」
少し憂いを残して微笑んだ。
ボスンッ!
「きゃぁっ!」
ワタリはリュックでも降ろすみたいにソファーに置くと、頭を左右に傾け首をコキコキと鳴らし最後に
ギロッ!
ひと睨みされ
「今日は早く寝ろ!」
「は…い…」
「ヤナセ…また後で…」
「あぁ…お疲れ様…」
ワタリは軽く手を上げて、まるで何もなかったかの様に広い背中を向け、ラウンジを出て行った。
いつもだったら、四天王の時はヤナセはドアの前で待っていてくれたのに…
「ソファーまで行くぞ」
ワタリは気にせず、ラウンジへと向かっていく。
「えっ!えぇっ!」
通路を抜けて、ラウンジの入り口まで着くと
「琴海様っ!」
ヤナセはデスクから急いで駆け寄ってきた。
心配そうな表情のヤナセにワタリは
「ヤナセ…済まなかった」
頭を下げて謝る。
ドックン…
また…胸が疼く…。
「あ…ヤナセさん…違うんです…」
説明しようとする私をヤナセは、少し目を細め
「大丈夫です…ワタリから聞いております…取り敢えずソファーにお座り下さい…」
少し憂いを残して微笑んだ。
ボスンッ!
「きゃぁっ!」
ワタリはリュックでも降ろすみたいにソファーに置くと、頭を左右に傾け首をコキコキと鳴らし最後に
ギロッ!
ひと睨みされ
「今日は早く寝ろ!」
「は…い…」
「ヤナセ…また後で…」
「あぁ…お疲れ様…」
ワタリは軽く手を上げて、まるで何もなかったかの様に広い背中を向け、ラウンジを出て行った。