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ラブカルチャースクール 2
第21章 M Lesson 7回目
「え…ウソ…」
どうしたんだろうか…
手に全然力が入らなかった。
その様子にヤナセは眉根を少し上げ、スクっと立ち上がり…
「琴海様…失礼致します…」
前回同様かなり密着して、隣りに座ってきて…
ガシッと…頬を両手で挟まれた。
「うきゃっ!」
突然の事もあるが、ヤナセの手はヒンヤリと冷たくて鳥肌が立ちそうになる。
鼻先がくっ付きそうな位にヤナセの顔が近付いてきて…
ガラス玉の様なヘーゼルの虹彩まで見えそうだった。
「ヤナセ…さん…?」
「失礼致します…」
手のひらでスッポリと頬が覆われる。
きゃぁぁぁぁ〜!
何が起こるの〜!?
すると目の下の皮膚をグイッと引っ張られ、目を見開かされた。
私今…すっごい間抜けな顔をヤナセにアップで見られている。
手の震えよりも、そっちが気になってしまう。
だけどヤナセは真剣な面持ちで数秒したら手を離し、今度は首筋に指を触れてきた。
「あっ…」
また、ヒヤッとする!!
ヤナセは脈でも測っているのか、頸動脈辺りに指を当てたまましばらく動かないでいた。
「ヤナセさん…」
不安気に見上げると、ヤナセは優しく微笑んで
「大丈夫ですよ…お手を出して頂けますか?」
「はい…」
どうしよう…また体調不良と判断されて、評価に影響とか出てしまったら…
卒業レッスンどころじゃないかも…。
どうしたんだろうか…
手に全然力が入らなかった。
その様子にヤナセは眉根を少し上げ、スクっと立ち上がり…
「琴海様…失礼致します…」
前回同様かなり密着して、隣りに座ってきて…
ガシッと…頬を両手で挟まれた。
「うきゃっ!」
突然の事もあるが、ヤナセの手はヒンヤリと冷たくて鳥肌が立ちそうになる。
鼻先がくっ付きそうな位にヤナセの顔が近付いてきて…
ガラス玉の様なヘーゼルの虹彩まで見えそうだった。
「ヤナセ…さん…?」
「失礼致します…」
手のひらでスッポリと頬が覆われる。
きゃぁぁぁぁ〜!
何が起こるの〜!?
すると目の下の皮膚をグイッと引っ張られ、目を見開かされた。
私今…すっごい間抜けな顔をヤナセにアップで見られている。
手の震えよりも、そっちが気になってしまう。
だけどヤナセは真剣な面持ちで数秒したら手を離し、今度は首筋に指を触れてきた。
「あっ…」
また、ヒヤッとする!!
ヤナセは脈でも測っているのか、頸動脈辺りに指を当てたまましばらく動かないでいた。
「ヤナセさん…」
不安気に見上げると、ヤナセは優しく微笑んで
「大丈夫ですよ…お手を出して頂けますか?」
「はい…」
どうしよう…また体調不良と判断されて、評価に影響とか出てしまったら…
卒業レッスンどころじゃないかも…。