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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
あれ…この声…?
もしかして…。

ドアノブに手を掛けようとする前に 

ガチャ…

ドアが開く。

「お疲れ様です…琴海様…」

「あ…ヤナセさん…」

やっぱり…聞き覚えあると思った!

ヤナセはニッコリと微笑んで

「いきなり出前を頼んでしまってすみません…」

「いえいえ!仕事ですので!それに今日はそれほど忙しくもなかったので…」

「そうですか…でしたら良かったです…さぁ中へどうぞ」

入りやすい様にドアを全開にして、いつのも麗しの仕草で、ミーティングルームに招き入れてくれる。

「有難うございま…すぅ…」

部屋に入った途端、目に入ったのは…

「なんだ…出前チビが来たのか…」

パソコンと向き合いながら書類を拡げて忙しそうにしているワタリだった。

「ワタリ…さん…」

ドックン…

なんだろう… 
こないだのレッスンから、ワタリに過剰に反応してしまう。

「こんにちは…先日は有難うございました…」

ワタリは軽く私を一瞥し、直ぐにパソコンに視線を戻し

「別に…チビ…仕事中だろ…」

「あ…はい…」

「だったら今は関係ない…」

「はい…」

ヤナセ程ではないが、ワタリの長くて太い指先がキーボードを素早く弾いていた。


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