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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
ひぃぃぃっ!
スコーン頬張っても、イーグルアイの眼光は鋭い。
「いえ…なんでもないです…」
こないだのレッスンは、やっぱり特別バージョンだったんだ。
もうお使いも済んだし帰ろう…。
二人に背を向けて、いそいそと片付けを始めると、またヤナセが近付いて
「琴海様…これ今日のお代です。マスターに宜しくお伝え下さい…」
白地に鳥の羽が浮き出し加工された綺麗な封筒を渡された。
そっか…一応注文だからお代で貰うのか…
店長金額とか言ってなかったから、ヤナセならツケかと思っていた。
「えっと…お釣りは…」
「オーダーした金額…丁度用意しております。スコーン代までは入っておりませんが…」
ヤナセは、少し苦笑いする。
「いえっ!奥さんのサービスかと…」
帰ったらワタリが喜んでいたか、聞かれそうだけど…。
「そうですか…いつも頂いてばかりいるので申し訳ないです…また今度、皆でお店に伺うとお伝え下さい…」
「皆で…ですね……分かりました…」
あぁ…またあの大騒動が、起きるのだろうか…。
ヤナセから受け取った封筒を籠にしまい、ミーティングルームのドアに向かうと、ヤナセはわざわざ付いて来てドアを開けてくれた。
「琴海様…大変美味しかったです…お茶淹れるの上手になられましたね…」
褒めてくれながら、眼鏡越しにヘーゼルの瞳を輝かせ、フンワリと柔らかく微笑まれた。
スコーン頬張っても、イーグルアイの眼光は鋭い。
「いえ…なんでもないです…」
こないだのレッスンは、やっぱり特別バージョンだったんだ。
もうお使いも済んだし帰ろう…。
二人に背を向けて、いそいそと片付けを始めると、またヤナセが近付いて
「琴海様…これ今日のお代です。マスターに宜しくお伝え下さい…」
白地に鳥の羽が浮き出し加工された綺麗な封筒を渡された。
そっか…一応注文だからお代で貰うのか…
店長金額とか言ってなかったから、ヤナセならツケかと思っていた。
「えっと…お釣りは…」
「オーダーした金額…丁度用意しております。スコーン代までは入っておりませんが…」
ヤナセは、少し苦笑いする。
「いえっ!奥さんのサービスかと…」
帰ったらワタリが喜んでいたか、聞かれそうだけど…。
「そうですか…いつも頂いてばかりいるので申し訳ないです…また今度、皆でお店に伺うとお伝え下さい…」
「皆で…ですね……分かりました…」
あぁ…またあの大騒動が、起きるのだろうか…。
ヤナセから受け取った封筒を籠にしまい、ミーティングルームのドアに向かうと、ヤナセはわざわざ付いて来てドアを開けてくれた。
「琴海様…大変美味しかったです…お茶淹れるの上手になられましたね…」
褒めてくれながら、眼鏡越しにヘーゼルの瞳を輝かせ、フンワリと柔らかく微笑まれた。