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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
うっわぁ〜!

素顔でも威力抜群の貴公子スマイルが、眼鏡効果で更にパワーアップしている。 

「あぁあぁ有難うございます!頑張ります!」

「クス…楽しみにしています…」

トックン…

本当にヤナセは些細な所まで見ていてくれている…

だから精一杯応えたいと思わせてくれるんだよね…。

和やかな空気が流れる横から

「おい…チビ!」

サクッと鋭い声が飛んできた。

ドッキン!

ひぃ〜!今度は何っ!?

「はいっ!何でございますか!?」

声を上擦らせながら振り向くと、ワタリは長い足を組んだまま椅子を回し、一旦外した眼鏡を手に持って

「震え…大丈夫なのか?」

ジッと睨む様に目を細めた。

「あ…はい…大丈夫です…」

あぁ…そっか…

「本当か?」

ワタリは目付きが悪いのは

「はい、かなり落ち着いてきました…」

単なるクセなんだよね…

「…油断して…調子に乗るなよ…」

本当は…

「はい…気を付けます」

優しくて…

気遣い屋なんだ…。

ワタリは眉間に縦皺を寄せ

「店長と奥さんに宜しく言っといてくれ」

「は…い…」

てか怒ってるのか普通なのか、表情が読めなさ過ぎます!

だけど…自然と笑みを浮かんでしまう。

私は頭を深々と下げて

「有難うございました…これにて失礼致します…」

ミーティングルームを後にした。



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