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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
パタン…

ドアが閉まると同時に、どっと肩から力が抜ける。

「はぁ…緊張した…」

取り敢えず何事もなく終わって良かった!

初めてのお使いを無事に任務完了し、気分はかなりご満悦だった。

誰も居ない通路をスキップしながら、エレベーター前に辿り着き

「ふっふふぅ〜ん!ポチッとなぁ〜!」 

下りボタンを押す。

さて…お店混んでるなぁ〜?

そんな事考えながら、鼻歌混じりになっていると

チーン!

エレベーターが到着した。

私はいつものレッスンのノリで、帰りのエレベーターは誰も乗ってないと思っていたが…

開いた瞬間…

そこには意外な人物が乗っていて…

「え…ウソ…」

「琴海…さん…」

エレベーターの中には…

研修で姉妹校に行ってる筈の…

「セイジ……」

が、立っていた。

何で…いるの?

他にも聞きたい事がたくさんあるのに…
動揺し過ぎて言葉にならない。

「琴海…今日は何でスクールに来たの?」

聞きたかった質問をセイジの方が先にしてきた。


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