この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
四天王指定席に向き合って座ったが、改まって話すとなると気恥ずかしくなって、ちょっと俯いてしまう。

セイジは何気に心情を察してくれたのか、静かに話し出して来た。

「今日はね…ヤナセに呼び出されたんだ…」

「ヤナセに?」

なぜ本校に居たのか…
聞きたかった事を教えてくれる。

「うん…研修組でも、俺は色々請け負っていた事が多かったからって…書類の整理や、引き継ぎやら片付けたいからって、いきなり言われて…」

「いきなり?ヤナセもそんな事言うんだ…」

「ははっ!講師同士には厳しいからね〜ヤナセも!」

うん…それは良く感じていた。
私も講師になれたら、ヤナセからビシバシと扱かれるのかな…。

プルルル…

想像を絶して、肩が小さく震えてしまった。

そのタイミングで

「お待たせ〜ダージリンでいいかな?」

店長が紅茶を運んで来てくれた。

「はい…有難うございます…」

「ゆっくりしてていいからね〜今日は暇そうだから〜」

気を使わない様にか、一言残して店長はカウンターに戻っていった。

「ダージリン…懐かしいね…」

「うん…」

懐かしいと言っても数ヶ月前の事なのに…
そう思えてしまう程、思い出は遠い出来事になっているのかな…。



/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ