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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
「だけどね…自分の進む先に…いつもセイジが…立っていて欲しいの…」
言った瞬間
ドックンッ!
心臓が爆発しそうだ。
セイジも切な気に細めていた瞳を見開いた。
「琴海…」
「不安なの…セイジが…目の前から消えちゃいそうで……怖いの…」
「そんな…それを思い悩んでいたの?」
ダメだ…やっぱり涙が出てしまう…。
突然の雨の様に、ポタポタと大粒の雫がテーブルに水溜りを作り出す。
「ひっく…だって……雲の上も…海の中も…ふっく…セイジ…居ないんだもん…」
涙と共に色んな感情が溢れ出してきて、今度は支離滅裂になってきた。
流石のセイジも当惑して
「雲…海…?琴海、落ち着いて…」
「夢…夢の中で…追っかけても…追っかけても…セイジ…遠くに行っちゃうから…」
「そうか……そんな夢見ちゃったんだ… ごめんね…」
目元の雫は、滝の様になって流れだし
「ふぅぅぅっ…目標なの…セイジが前に居なかったら…進めなくなるの…」
お願い…もうそれ以上望まないから…
目の前から居なくならないで!
「琴海…」
セイジの優しく微笑んだ様に見えたけど、ボロボロと流れる涙に視界が歪んでるし、私の顔は凄い事になってるだろう。
「ひぃぃぃん…ひっく…ご…めんな…しゃい…」
「ううん…琴海は悪くないんだよ…言っただろ…悪いのは俺なんだから…」
そう言ったセイジの声は…
凄く自嘲的に聞こえた。
言った瞬間
ドックンッ!
心臓が爆発しそうだ。
セイジも切な気に細めていた瞳を見開いた。
「琴海…」
「不安なの…セイジが…目の前から消えちゃいそうで……怖いの…」
「そんな…それを思い悩んでいたの?」
ダメだ…やっぱり涙が出てしまう…。
突然の雨の様に、ポタポタと大粒の雫がテーブルに水溜りを作り出す。
「ひっく…だって……雲の上も…海の中も…ふっく…セイジ…居ないんだもん…」
涙と共に色んな感情が溢れ出してきて、今度は支離滅裂になってきた。
流石のセイジも当惑して
「雲…海…?琴海、落ち着いて…」
「夢…夢の中で…追っかけても…追っかけても…セイジ…遠くに行っちゃうから…」
「そうか……そんな夢見ちゃったんだ… ごめんね…」
目元の雫は、滝の様になって流れだし
「ふぅぅぅっ…目標なの…セイジが前に居なかったら…進めなくなるの…」
お願い…もうそれ以上望まないから…
目の前から居なくならないで!
「琴海…」
セイジの優しく微笑んだ様に見えたけど、ボロボロと流れる涙に視界が歪んでるし、私の顔は凄い事になってるだろう。
「ひぃぃぃん…ひっく…ご…めんな…しゃい…」
「ううん…琴海は悪くないんだよ…言っただろ…悪いのは俺なんだから…」
そう言ったセイジの声は…
凄く自嘲的に聞こえた。