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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
ワタリはグラスに手を伸ばしながらセイジに向かって
「今…飯か…」
「忙しくてお昼食べれなかったから、お腹空いて…そういえばワタリも食べてないよね?琴海さんが作ってくれたんだよ…少し食べる?」
セイジはまだ半分残っているオムライスをワタリに差し出そうとしたが
「いや…さっきチビの出前でスコーン食ったし、オムライスは前に食った」
「そう…ですか…」
つっけんどんに言い放つワタリに、流石のセイジも固まり掛けたが…
私はそれ以上に、凍ってしまう。
ちょっと!ちょっと!!
今の言い方、説明足りなくない!!
スコーンは奥さんが仕込んでくれてた訳だし、オムライスだって四天王皆で食べたじゃないの!
気が利くのか利かないのか、解らないなぁ〜!
それからセイジもワタリも一言も発しなくなってしまった。
この状態にいたたまれなくなるが、明日のお昼には姉妹校に戻ってしまうセイジともう少し一緒に居たかった。
何だろうか…ほら…
こう言うの俗に言う、『三竦み』ってヤツかしら?
例えるなら…ヘビは目付き悪いから…
ワタリで、カエルの目はクリッとしてるからセイジかな…えへ!
残るナメクジは…私か…
サイズ的にもピッタシね…ふふふ…。
余りの緊張感に、本当に溶けてしまいそうだった。
「今…飯か…」
「忙しくてお昼食べれなかったから、お腹空いて…そういえばワタリも食べてないよね?琴海さんが作ってくれたんだよ…少し食べる?」
セイジはまだ半分残っているオムライスをワタリに差し出そうとしたが
「いや…さっきチビの出前でスコーン食ったし、オムライスは前に食った」
「そう…ですか…」
つっけんどんに言い放つワタリに、流石のセイジも固まり掛けたが…
私はそれ以上に、凍ってしまう。
ちょっと!ちょっと!!
今の言い方、説明足りなくない!!
スコーンは奥さんが仕込んでくれてた訳だし、オムライスだって四天王皆で食べたじゃないの!
気が利くのか利かないのか、解らないなぁ〜!
それからセイジもワタリも一言も発しなくなってしまった。
この状態にいたたまれなくなるが、明日のお昼には姉妹校に戻ってしまうセイジともう少し一緒に居たかった。
何だろうか…ほら…
こう言うの俗に言う、『三竦み』ってヤツかしら?
例えるなら…ヘビは目付き悪いから…
ワタリで、カエルの目はクリッとしてるからセイジかな…えへ!
残るナメクジは…私か…
サイズ的にもピッタシね…ふふふ…。
余りの緊張感に、本当に溶けてしまいそうだった。