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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
「ふにゃぁ〜?」
寝呆けた頭で反応すると
「クスクス…琴海様…歩けないようでしたら抱きかかえますが…」
ん…『抱きかかえますが…』…?
「ひゃっ!おおおはようございます!」
一気に目が覚めた。
「クス…マンションに到着致しましたが、一人でお部屋に行かれますか?」
「はいっ!!ここまで本当に有難うございましたっ!」
バッグを掴んで急いで車を降りると、勢い余って早速前につんのめりそうになり…
ガシッ!
「琴海様っ!」
素早く腰に手を回してくれたヤナセの腕に掬われる…いや救われた。
「う…すみません…」
本当にドジだなぁ〜。
ヤナセは地面に脚を着地させてくれながら
「やはりお部屋まで送らせて頂きますね…」
チ〜ン!
あぁ…とうとうそこまで…
でも…
「ヤナセさん…スクール的に…大丈夫なんでしょうか?」
心配で聞いてみたが
「大丈夫ですよ…少しイレギュラーですが報告もしますので…それにタクシーは待たせておきますから…お部屋に帰られるまでの間に何かありましたら、そちらの方が問題になりますので…」
なるほど…だから唯一住所を知っている受付担当のヤナセが送ってくれた訳なんだ。
「すみません…本当に…」
「お気になさらず…参りましょう…」
ヤナセはタクシーに近場で待機する様に指示して、一緒にマンションのエントランスに入って行った。
寝呆けた頭で反応すると
「クスクス…琴海様…歩けないようでしたら抱きかかえますが…」
ん…『抱きかかえますが…』…?
「ひゃっ!おおおはようございます!」
一気に目が覚めた。
「クス…マンションに到着致しましたが、一人でお部屋に行かれますか?」
「はいっ!!ここまで本当に有難うございましたっ!」
バッグを掴んで急いで車を降りると、勢い余って早速前につんのめりそうになり…
ガシッ!
「琴海様っ!」
素早く腰に手を回してくれたヤナセの腕に掬われる…いや救われた。
「う…すみません…」
本当にドジだなぁ〜。
ヤナセは地面に脚を着地させてくれながら
「やはりお部屋まで送らせて頂きますね…」
チ〜ン!
あぁ…とうとうそこまで…
でも…
「ヤナセさん…スクール的に…大丈夫なんでしょうか?」
心配で聞いてみたが
「大丈夫ですよ…少しイレギュラーですが報告もしますので…それにタクシーは待たせておきますから…お部屋に帰られるまでの間に何かありましたら、そちらの方が問題になりますので…」
なるほど…だから唯一住所を知っている受付担当のヤナセが送ってくれた訳なんだ。
「すみません…本当に…」
「お気になさらず…参りましょう…」
ヤナセはタクシーに近場で待機する様に指示して、一緒にマンションのエントランスに入って行った。