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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
はい!?
ちょっと!ちょっと〜!
何てぇ〜事、言うのよ!!

今直ぐ飛び出したかったけど、ヤナセがドアに寄りかかっているのか、ドアが開かない。

うぅっ…ここは下手に私が出るより、ヤナセ様にお任せするしかないな…。

少し間が空けてから、ヤナセは

「旦那様…何故その様な事を?」

コツン…コツン…

硬質な音が小さく聞こえたが、多分旦那が靴を脱いだ音だろう。

「以前…胸元にキスマーク付けてたもので…琴海が居るなら、目の前で確認しますが?」

なっ!公開処刑!?
それに、キスマークの事まで言っちゃうし!
ヤナセが、どう思うだろう…
あぁ…もう、頭の中がグチャグチャになりそうだわ…。

ただでさえ体調が悪くて、力が抜けてドアから身体が擦り落ちていく。

コンコン…

また軽くノックが鳴り…まるで…

『ご安心下さい…』

と…ヤナセが、言ってる様に思えた。

本当に、『困った時のヤナセ様』だった。

「奥様…体調がかなり優れないご様子…そういうデリケートなお話は避けて頂けますか…」

キュン…ヤナセ〜!
その細かい配慮が、心に沁みます〜!

「な…なんで貴方にそんな事まで言われなきゃならない!」

カチンッ!ちょっと、あなたっ!
いきなり言ってきたのは、寧ろそっちでしょ! 

その途端… 

ダンッ!ダンッ!!

壁を強く叩いた様な音が、鳴り響いた。


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