この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
えぇぇっ!
ヤナセ…実は男色だったの…

って、訳ないか!

きっと旦那の気を逸らさせるのに、あえて男好きな演技をしてくれたんだろうけど…
あんなに旦那が真っ赤に焦った姿を見たのは正直初めてで、少し笑えてしまった。

「俺はそんな趣味ない!」

旦那は後退りしながら

「琴海っ!お客様に帰って貰いなさいっ!」

必死で一言怒鳴ると、自分の部屋にいそいそと入ってしまった。

ヤナセは何もなかった様に涼しい顔をして、こっちを振り向きいつもの麗しの貴公子スマイルで

「おや?琴海様…まだお着替えされてませんでしたか?」

旦那に聞こえない様に小声で言ってきた。

旦那の事より、パジャマですか!?

ヤナセは流石の余裕だけど私は…

「着替えるどころじゃ…」

「クスクス…ですよね…」

楽しそうに微笑むヤナセが珍しく無邪気に見えて、釣られて笑ってしまう。

「もう…本当にヤナセさんは…」

この人に敵う人は居ない様な気がする。

「クス…お店には、私から連絡しておきます…マスターも心配されているかと…」

「はい…何から何まで本当に有難うございます…」

ヤナセは人差し指を口に当てて 

「じゃぁ、これで私は帰るわね」

「は、はいっ!」

最後にホズミ姉さん張りのお姉言葉で、ヘーゼルを片方をパッチン!と閉じて、美しいウィンクを残して部屋を去っていった。


/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ