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ラブカルチャースクール 2
第23章 M Lesson 8回目
ホズミに抱き締められたまま話は続き

「講師の資料は基本、申し送りだけなのよ…前回レッスンを受け持った講師の残した情報と、後は受付担当のアドバイス…琴海ちゃんならヤナセね」

「そうなんだ…講師同士で情報交換はしないんですか?」

肩にホズミの顎が乗せられ

「ええ…講師も所詮人間だもの…私情も入るかもしれないし、たくさん生徒さんを受け持つと記憶が混ざったりしちゃう時もあるのよ」

完璧そうな講師陣でも、そんな事あるのか…
まぁナツはありそうだな。

「だからレッスンの直後に端的に受付担当に報告して、その後は詳しくありのまま、報告を上げるの…」

「はい…」

まるでホズミは、私が講師になった時の事を想定して、話してくれてるみたいだ。

「その報告だけを元に次に受け持つ講師は、生徒さんの性格や癖、問題を把握して次のレッスンに備えるのよ~」

どの講師も念入りに準備して、レッスンに向ってきてくれているんだ…。

「毎回そうして貰ってるんですね…」

「ふふ…いかにして生徒さんが頑張れるか…前向きになれるか…それをレッスンでどうしていくか…それは講師のセンスと技量が試される時でもあるわね…」

トックン…トックン…

講師たちの想いと努力に、胸の奥が熱くなってきた。


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