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ラブカルチャースクール 2
第24章 Lesson 健康診断
メディカルを出て、一つ下の階に移動すると処方箋受付の薬局になっていて

「琴海様…少々お待ち下さいね…」

「はい…」

私に処方された鉄剤を受け取りに行ってくれた。

わざわざ悪いな…。
ヤナセと居ると至れり尽くせりになるな…
でもそれが却って緊張もするんだけど…。

ヤナセの背中を見詰めながら待っていると

「あれ〜!フランソワじゃん!久しぶり〜!」

ほへ?
『フランソワ』って?

声の方に振り向くと…

「ひゃっ!」

こりゃまた、キレイ系なイケメンが立っていた。

フランソワと言った人物は、背丈はヤナセと同じくらいで黒のスーツに芯を抜いて緩めたネクタイ姿。  

ヤナセより短めのダークブラウンのサラサラの髪をなびかせ、アンバーの瞳を悪戯っ子の様に光らせる。

「え…フランソワって…」

もしかして…ヤナセの事!?

呆然としている私に、その男性は近付いて来て…

「おっ!君、フランソワの連れ?」

ニヤッと、意味深に口元に笑みを浮かべた。

「あ…あの…フランソワって…」

「あ〜アイツ、アイツ!」

明らかにヤナセを立てた親指で差す。

きゃぁぁぁぁぁっ!
ヤナセって、『フランソワ=ヤナセ』なの!

一気にヤナセのバックに薔薇の花弁が舞い散ると…

「おい…琴海様にデタラメを吹き込むな…」

ヘーゼルを光らせたヤナセが、男性を射る様に睨んだ。

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