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ラブカルチャースクール 2
第24章 Lesson 健康診断
「クス…いい加減…お腹空きましたよね…」

「はぁ…」

やぁ〜ん!私の馬鹿ぁ〜!
真剣な話しをしていたのに…
私のお腹、空気読めな過ぎ…。

ショックで項垂れてしまったが、ヤナセは然してる様子もなく

「どこに食べに行きましょうか…二人で行ける所だと…マスターの所か…あそこしか…」

食事に行く場所を考えていた。

「え…ヤナセさんも食べるんですか?」

二人で食事するとは、考えていなかったですよ!

「はい…もうお昼過ぎてますので…私も少々空腹になりましたので…」

「ですよね…」

朝から付き合って貰ってるんだもん…
我儘な事は言えない。

もう…この際行った店には、ヤナセのメイドだとでも思って貰おう…。

「琴海様…お口に合うか分かりませんが…私の行き付けの場所でも宜しいですか?」

「行き付けですか?」

どうしよう…物凄く高い高級フレンチとかかな?

不安そうな顔を悟られたか

「大丈夫です…かなりリーズナブルですし、今日は奢らせて頂きますのでご安心下さい」

ヤナセは楽しそうにニコニコ微笑んでいる。

「車まで出して頂いて…ご飯までは申し訳ないです…」

そんなに至れり尽くせりされたら、世の中のヤナセマニアに刺されてしまいそうだ。

「クス…先ほどの涙のお礼です…お気になさらず…」

そう言ってヤナセはサングラスを掛け、車を走り出させた。

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