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明君のお母さんと僕
第4章 日記のつづき
5月14日 (月)
学校に行きたくない。しんどい。
昨日、僕の机に「この人はクラスで一番嫌われています」と鉛筆の字ですごく薄く書かれていた。すぐに消したけど。消している間も書いたヤツが陰で僕を見て笑っているように思えてならなかった。書いたヤツが誰か分からない。でも字の感じから女子だと思う。女子から嫌われていた? これが一番ショックだ。
5月15日 (火)
今日は無事だった。朝、教室に入るときは足が震えるほど怖かったけど、僕の机には何も書かれていなかった。大丈夫、大丈夫。昨日のアレは気のせい。いや、もしかしたら、僕の机に間違って書いてしまったのかもしれない。きっと、そうだ。僕が苛めの対象者でない可能性も出てきた。だけど油断は禁物だ。実際、TやMたちは僕のほうをチラチラ見てはクスクスと笑っていたような気もする。あいつらは何なんだ、むかつく。
5月16日 (水)
どうしたんだろう。今日も机に穴が開くほど見て落書きがないか確認したけど、一度、恐怖が心の中に棲みついてしまうと、怖くて仕方ない。また何かされるのではないかという不安がずっと僕の背中に影のようにくっついていて離れない。今日も僕は休み時間、ほとんど机から離れられなかった。
5月17日(木)
恐れていたことがやはり起きてしまった。いまはしんどすぎるので、明日、書くことにする。
5月20日(日)
二日ぶりに日記を書く。明日からまた学校だ。嫌だ嫌だ嫌だ。行きたくない。怖い怖い怖い。誰か助けて。また、椅子の背もたれに変な張り紙をされていたら……あんなに目立つところに張られてしまっては、もうクラスの全員に見られてしまったといっていい。そうなると、周りが全員、悪魔に見えてくる。
どうすればいい? ねえ、どうすれば。正直、僕は死を意識し始めている。バカなことを言うな。情けないぞ。たかが、たかが、誰かのちょっとしたイタズラではないか。
こうやって日記をつけて、自分の気持ちを吐き出しておかないと、自分が壊れそうだ。
学校に行きたくない。しんどい。
昨日、僕の机に「この人はクラスで一番嫌われています」と鉛筆の字ですごく薄く書かれていた。すぐに消したけど。消している間も書いたヤツが陰で僕を見て笑っているように思えてならなかった。書いたヤツが誰か分からない。でも字の感じから女子だと思う。女子から嫌われていた? これが一番ショックだ。
5月15日 (火)
今日は無事だった。朝、教室に入るときは足が震えるほど怖かったけど、僕の机には何も書かれていなかった。大丈夫、大丈夫。昨日のアレは気のせい。いや、もしかしたら、僕の机に間違って書いてしまったのかもしれない。きっと、そうだ。僕が苛めの対象者でない可能性も出てきた。だけど油断は禁物だ。実際、TやMたちは僕のほうをチラチラ見てはクスクスと笑っていたような気もする。あいつらは何なんだ、むかつく。
5月16日 (水)
どうしたんだろう。今日も机に穴が開くほど見て落書きがないか確認したけど、一度、恐怖が心の中に棲みついてしまうと、怖くて仕方ない。また何かされるのではないかという不安がずっと僕の背中に影のようにくっついていて離れない。今日も僕は休み時間、ほとんど机から離れられなかった。
5月17日(木)
恐れていたことがやはり起きてしまった。いまはしんどすぎるので、明日、書くことにする。
5月20日(日)
二日ぶりに日記を書く。明日からまた学校だ。嫌だ嫌だ嫌だ。行きたくない。怖い怖い怖い。誰か助けて。また、椅子の背もたれに変な張り紙をされていたら……あんなに目立つところに張られてしまっては、もうクラスの全員に見られてしまったといっていい。そうなると、周りが全員、悪魔に見えてくる。
どうすればいい? ねえ、どうすれば。正直、僕は死を意識し始めている。バカなことを言うな。情けないぞ。たかが、たかが、誰かのちょっとしたイタズラではないか。
こうやって日記をつけて、自分の気持ちを吐き出しておかないと、自分が壊れそうだ。

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