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明君のお母さんと僕
第5章 柱の観音様
 Tシャツとブラジャーが邪魔をして思った以上にゴワゴワして硬かったけど、それでもギュッと指を押し込むと、お饅頭のような柔らかさがあった。
「ああ、おっぱい……おっぱい」
 僕は感動のあまり、キスをしていた唇を離して、感動を口にした。
「おっぱい? 見たいの?」
 明君のお母さんは僕に胸を揉まれたまま、さらに胸をぐいっと前に突き出して聞いてきた。
 とても誘惑的だった。
「うん、見たい」
「どうしても?」
 明君のお母さんは冷やかすように言いながら、僕のオチンチンを激しくシゴいた。
「うはあ」
 敏感な粘膜を摩擦されて、僕は返事もろくにできなかった。
 悪い子ね、と明君のお母さんの指先で叱られているようだ。
「いいよ。オバサンのオッパイでもいいのなら」
 指の動きを急に緩めて、明君のお母さんは笑いながら言った。
 僕は分かりやすいほど、喉をごくりと鳴らした。

★



「オバサンのおっぱいだから、きっとガッカリするよ」
 明君のお母さんはやたら僕に期待しないように注意してから、Tシャツを頭から脱ぐ。
 僕はその時点でドキッとした。女の人に腋毛がないことは知っていたけど、本当に子供みたいにツルツルじゃないか。
 それだけではない。二の腕も細くて、肩も華奢で、鎖骨もくっきりと浮き出ている。それでいて体つきに丸みがある。か弱そうなのにふくよかさがあって、僕は女体という不思議な物体を目の当たりにした気分だ。
 肌の色も白い。「明君の勉強部屋」の窓から差し込む夏の陽光に照らされて、一層、キラキラと輝いて見えた。
 ブラジャーは白っぽいクリーム色だった。フリルなどもない普通のブラジャーだったけど、明君のお母さんの下着というだけで、僕はすごくお洒落に思えた。
「そんなにずっと見られたら、恥ずかしいんだけど」
 明君のお母さんはブラジャーのホックを外しながら、拗ねたような口調で言った。
 僕は下を向いて、見ていません、といった態度を取った。
「カーテン、閉めてくれる? あと電気も……」
 言われた通り、僕はすぐに明君の部屋の窓のカーテンを閉めた。そして、蛍光灯からぶら下がる電気の紐も引っ張った。
 少しは暗くなったけど、まだまだ日中だからカーテンの隙間から差し込む陽光で、明君のお母さんの体はおろか、顔の表情もよく見える。
「これでいい?」
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