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如月茜(きさらぎ あかね)
第8章 学校体育教官室の隅の狂気の子猫
しかし性への狂気に満ちた美咲は何も考える余裕もなく実行した。
突然、女子生徒が現れたかと思うと意味不明の言葉を発する、美咲に
中年体育教師は
「なっなっなに!?、保健室に行きなさい!」
しどろもどろの中年体育教師に美咲は、茜に教えてもらった通りに伝える。
先生の顔をじっと見つめなおし美咲は。
「いえ、お腹じゃなくて……もっと下の腹部なんです。しかも、先生に診てもらいたくって……」
(きゃっ!?先生の顔色が……大人の顔色が、ものすごくかわった!)
美咲が青ざめながら声を漏らすし容赦のない声が続いた。
「先生、もし先生に変なことをされそうになったら、すぐに大声を出します。」
さすがの体育教師も社会人としての反撃に
「おまえ! 何を馬鹿なことを言っているんだ、さっさと教室に戻れ!何年何組だ?」
美咲は先生の罵声に言われたように、さみしい子猫ちゃんのように。
「先生、今の……ごめんなさい」
少し震えながら、そんな大きな声を出さないで、ごめんなさいと伝える。
ここからも、もちろん美咲は茜の指示を一言一句、体育教師に伝える。
「先生、わたし…処女なんです」
(「変なことをされそうになったら大声を出します」って防衛策を自ら提示したかと思えば、次の瞬間には「処女なんです」って、俺をどういうメンタルブロックの迷宮に放り込む気だ!?)
「おまえ、何、かわいい顔して、とんでもない事いいだすんだ!」
「だから、先生、もう大きい声は出さずに私の言葉だけ聞いて欲しいの…」
そこからの体育教師に対する美咲の言葉の連投は大人顔まけだった。
「先生は、私に触ってはダメ」
「私も先生を触らない」(
(なんなんだ一体……っ! 今の女子中学生というのは、全員こうして教員免許の更新講習みたいな高等テクニックを標準装備して生まれてくるのか!?)
「でも、わたし思春期でちょっと変に今、おかしいの…」
「だから…先生に私の大切な部分を見せたいの…」
美咲の言葉に、狼狽する中年体育教師
「バカな…なにっ、バカな事…!」
美咲の連投攻撃は止まない。
「先生に言ったよね?もう大きい声はださないでって」
「もう、いいから先生一度落ち着いて、返事して?」
「私って可愛い?」

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