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如月茜(きさらぎ あかね)
第8章 学校体育教官室の隅の狂気の子猫
「お子さんは?」
「もういい、その話は終わりだ!」
(くそっ……! このままでは、あのあどけない笑顔の「妖精天使」の掌の上で、俺の人生の栄光もプライドも、すべて崩壊しちまう……!!)
教師が呆れたように眉間を押さえたところで、美咲はコロリと態度を変え、まるで雑談から本題に入るかのようにさらっと切り出した。
「うん、じゃあわかった。ねえ先生、私が言いたいのはさ……私の身体の話を、先生としようと思ったの」
「……お前の身体を?俺と?あっ、先生と…」
「そう。先生と、」
「いやだから、今13歳の私が、2人だけの秘密にしてて言ったの」
「だからさ、…あたしの身体見せてあげるって話♪」
「お前……さっきから何、言ってんだ?」
(おいおいおいおいおいおい……っ!! ちょっと待て、待て待て待てぇーーっ!!)
(「13歳の私」「2人だけの秘密」「あたしの身体見せてあげる」……!!)
(なんだこの、パワーワードの三冠王はぁぁぁーーっ!! )
(ああっ、ダメだ……! おれの頭の中で盛大に警報サイレン(ピーポーピーポー)が)
(薄暗い教官室で、1年生の優等生から「肉体プレゼンテーション」の申し出を受けているんだ……っ!なに!この神展開!!)
(俺の心のジャージのズボンは、すでにビショビショのグチャグチャだぁぁぁーーっ!!)
美咲は微笑む。
「なんども同じ事、先生に言ってるのに…」
教師は耳を疑った。妖精のような女子生徒に、こんな場所で
生徒から突然「自分の身体を見てほしい」など。
「馬鹿なこと言うな! 授業中だぞ、さっさと教室に帰れ!」
教師がピシャリと跳ねつけると、美咲は「あ!?、そっ」とばかりに肩をすくめた。
「だったらもう教室に帰る。先生の言う通りにするね」
そう言って、美咲はくるりと背中を向け、
教官室のドアノブに手をかけ――あえて、一番もったいぶったタイミングで足を止めた。
「もういい、その話は終わりだ!」
(くそっ……! このままでは、あのあどけない笑顔の「妖精天使」の掌の上で、俺の人生の栄光もプライドも、すべて崩壊しちまう……!!)
教師が呆れたように眉間を押さえたところで、美咲はコロリと態度を変え、まるで雑談から本題に入るかのようにさらっと切り出した。
「うん、じゃあわかった。ねえ先生、私が言いたいのはさ……私の身体の話を、先生としようと思ったの」
「……お前の身体を?俺と?あっ、先生と…」
「そう。先生と、」
「いやだから、今13歳の私が、2人だけの秘密にしてて言ったの」
「だからさ、…あたしの身体見せてあげるって話♪」
「お前……さっきから何、言ってんだ?」
(おいおいおいおいおいおい……っ!! ちょっと待て、待て待て待てぇーーっ!!)
(「13歳の私」「2人だけの秘密」「あたしの身体見せてあげる」……!!)
(なんだこの、パワーワードの三冠王はぁぁぁーーっ!! )
(ああっ、ダメだ……! おれの頭の中で盛大に警報サイレン(ピーポーピーポー)が)
(薄暗い教官室で、1年生の優等生から「肉体プレゼンテーション」の申し出を受けているんだ……っ!なに!この神展開!!)
(俺の心のジャージのズボンは、すでにビショビショのグチャグチャだぁぁぁーーっ!!)
美咲は微笑む。
「なんども同じ事、先生に言ってるのに…」
教師は耳を疑った。妖精のような女子生徒に、こんな場所で
生徒から突然「自分の身体を見てほしい」など。
「馬鹿なこと言うな! 授業中だぞ、さっさと教室に帰れ!」
教師がピシャリと跳ねつけると、美咲は「あ!?、そっ」とばかりに肩をすくめた。
「だったらもう教室に帰る。先生の言う通りにするね」
そう言って、美咲はくるりと背中を向け、
教官室のドアノブに手をかけ――あえて、一番もったいぶったタイミングで足を止めた。

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